neutron Gallery schedule 2010/06
文椿ビルヂング2階・ニュートロンギャラリースケジュール neutron gallery schedule


2010/5/25 Tue - 6/6 Sun (最終日21:00迄) [ 終了 ]
- K I T S C H - 』 前川 多仁(染織)

日本の伝統的な染色技法と、最先端のコンピュータジャガードなどを駆使して構成される、極彩色のパノラマ的世界。そこに描かれているのは幼少の頃から今に至るまで、作家自身が夢とロマンと希望を託してきたモチーフ達であり、現代日本に欠かせない要素「キッチュ」の代名詞と言える数多の存在である。高尚と世俗、伝統と革新、そして美術と工芸の間を強力に突き進み、やがてキッチュの世界観を通じて新たな領域を切り開く。染織のジャンルにおいて革命児たらんとする作家がニュートロン初個展に挑む!













2010/6/8 Tue - 20 Sun (最終日21:00迄) [ 終了 ]
彼方の庭 』 塩賀 史子 (平面)

光溢れる森林の光景を写実的に描写することで知られる作家が、留まることなくその奥へと歩みを続ける。2月にneutron tokyoで開催した同名個展とコンセプトを同じくしながらも、出展作品は全て新作で挑む意欲的な展覧会。私達の住む世界の傍らに存在する、自然の息吹と天上からの光に満ちたまばゆいほどの世界には、光と影によって織りなされる数多の奇跡がすぐそこに、散りばめられていることに気づくとき、当たり前の光景はやがてこの世と彼の地を繋ぐ道筋として、私達の眼前に現れるだろう。













2010/6/22 Tue - 7/4 Sun (最終日21:00迄) [ 終了 ]
watery 』 小西 加奈子 (平面)

ヒトの内なる感情や意識は目に見えないところで、反応し流れを汲む。
結果、自らを投じたところは、常に自身を伴う変化が生じる。
混濁する水の中で時に抗い、時に身を任せるのは、現代社会においてもがきながらも生きる若き女性像にも見える。
昨年秋の東京初個展の作品と新作を交えて、ゆっくりと確実に前を向く新鋭。