neutron Gallery -行 千草 展『伊勢海老と虎は晴れの食卓に並ぶ』-
2010/1/3 Sat - 17 Sun gallery neutron kyoto


profile
行 千草 YUKI Chigusa

【略歴】
1978 大阪府生まれ
2002 京都市立芸術大学美術学部油画 卒業
2004 京都市立芸術大学大学院美術研究科油画 修了

【主な個展】
2003 gallery Den(大阪)
2004 石田大成社2F カフェブランチ(京都)
2005 gallery Den(大阪)
1988 ギャラリー菊 エントランス(大阪)
2007 海岸通りギャラリーCASO(大阪)
2009 「ダルメシアンは溶けたアイスのほとりで佇む」 / neutron tokyo(東京)
1988 gallery Den(大阪)

【主なグループ展】
2002 「ベクトル12」 / 海岸通りギャラリーCASO(大阪)
2004 「visual sensation 展」 / gallery Den(大阪)
2005 「concrete2005」 / ギャラリー菊(大阪)
1988 「藝術家の線」 / 石田大成社ホール.ICB(京都)
2006 「concrete2006」 / 同時代ギャラリー(京都)
2007 「Painting2007 observation×image」 / 海岸通りギャラリーCASO(大阪)
2008 「ロックンロール拝謁」 / millibar GALLERY(大阪)

【入選・受賞歴】
2000 三岸好太郎・三岸節子賞展
2001 国際瀧富士美術賞 第22期奨学生
2002 第16回美浜美術展
2003 ホルベインスカラシップ 第17期奨学者




statement

【 これまでの作品の経緯について 】


シマウマの縞、ダルメシアン犬の班。擬態かと思われる模様。

2007年度の作品は、その存在する世界をイメージすることがきっかけとなりました。

それ以前の制作の主題は、内面的なイメージの広がりと躍動感など、抽象的な表現が中心であり、外面的な視覚的効果である縞や班を表現するものとは大幅に異なる経緯となりました。

そして、現在の表現は、より具体的な表現となります。

この経緯の中には、視覚的で具体的な表現と、これまでのテーマとなる抽象的で内面的な表現。

その両方の世界の実現を目指したいという1つの課題も潜んでいます。

現在は、イメージすることや描くというのは楽しいことであり、例えば、料理人が人々の食欲をかき立てるように、

心の密かな意欲をかきたてるような作品ができたら…という思いで制作を行っています。