neutron Gallery - 三瀬 夏之介展 『僕の神さま』-
2008/5/13 Tue - 25 Sun gallery neutron


profile
三瀬 夏之介  MISE Natsunosuke

【略歴】
1973 奈良に生まれる
1997 京都市立芸術大学 美術学部 美術科 日本画専攻 卒業
1999 京都市立芸術大学 大学院 美術研究科 絵画専攻 修了
2007-2008 五島記念文化財団研修員としてフィレンツェにて研修

【受賞】
2002 第2回 トリエンナーレ豊橋 星野真吾賞展 大賞 ( 豊橋市美術博物館 / 愛知)
2006 五島記念文化財団 美術新人賞

【パブリックコレクション】
豊橋市美術博物館(愛知県)
文化庁
東京国立近代美術館(寄託)
大原美術館(岡山県倉敷市)

【個展】
1999 Blue Nile(大阪)、Artislong Gallery( 京都)
2000 Evangile(京都)、大阪造形センター(大阪)
2001 小野画廊京橋(東京)、浮遊代理店(奈良)
2002 アートスペース上三条(奈良)、奈良町物語館(奈良)
2003 neutron B1 gallery(京都)、浮遊代理店(奈良)
2004 neutron B1 gallery(京都)、画廊宮坂(東京)
2005 gallery neutron(京都)、アートスペース羅針盤(東京)、アートスペース上三条(奈良)
2006 画廊宮坂(東京)、ギャラリーRay(名古屋)、Bunkamura Gallery Arts&Crafts(東京)
     Street Gallery(神戸)、gallery neutron(京都)、Art Interactive Tokyo( 東京)
2007 ギャラリーRay(名古屋)、gallery neutron(京都)、名芳洞blanc(名古屋)
     大原美術館 ARKO2007(倉敷)
2008 地下界アトリエ (Firenze.Italy)、gallery neutron(京都) 
     imura art gallery(京都) 12 月予定
2009 佐藤美術館(新宿 / 東京) 1月予定


【コンクール・グループ展】
1996 春季創画展('98、'00 / 京都)
1997 創画展('99 / 東京、京都)
1998 上野の森美術館賞展('00 / 東京、京都)、ひとつぼ展('01 / Guardian Garden / 東京)
     今立 Art Camp(今立芸術館 / 福井)
1999 6direction(Artislong Gallery / 京都)、Psychological(Peppers Gallery / 東京)
2000 現代日本美術展(東京、京都)、現代日本絵画展(山口) 
     野外彫刻展 in 多々良木(兵庫)、旺山国際文化芸術祭:招待参加(韓国)
2001 Experimental Art Random(Gallery coco / 京都)、現代日本彫刻展(山口)
2002 すきまをみつめる(浮遊代理店 / 奈良、ギャラリー天人 / 大阪)
     くらやみのひかり(奈良 / 大阪 / 京都)、多様化する価値(比良美術館 / 滋賀)
     第2回 トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展(豊橋市美術博物館 / 愛知)
2003 something⇔nothing(ギャラリーそわか / 京都、浮遊代理店 / 奈良)
     奇景(アートスペース上三条 / 奈良)、尖('04 / 京都市美術館別館)
     日本画は死んだか?(浮遊代理店 / 奈良)
2004 日本画の100 展(石田大成社ホール / 京都)、なら輪展(奈良県文化会館)
     今立現代美術展 ART CAMPER'S NOW(今立芸術館 / 福井)
     第2回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展(ニューオータニ美術館 / 東京)
2005 ニュートロンに初詣 〜Japanize Japan〜(neutron 5F&B1 gallery / 京都)
     羅針盤セレクション(アートスペース羅針盤 / 東京)
     日本画ジャック(京都文化博物館)
     第3回 トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展 賛助出品(豊橋市美術博物館 / 愛知)
     「絵図」と「絵画」との間で(京都造形芸術大学 ギャルリオーブ / 京都)
2006 MOT アニュアル2006 No Border「日本画」から / 「日本画」へ(東京都現代美術館)
     第9回 NEXT 展 招待作家(京都高島屋、砺波市美術館 / 富山)
     美術館ワンダーランド 夏の思いで(豊科近代美術館 / 長野)
     第8回 雪梁舎フィレンツェ賞展(雪梁舎美術館 / 新潟)
     第3回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展(ニューオータニ美術館 / 東京)
2007 平成17-18 年度文化庁買上優秀美術作品披露展(日本芸術院会館 / 東京)
     日本画滅亡論(中京大学C スクエア / 名古屋)
2008 所蔵作品展 近代日本の美術(東京国立近代美術館)


statement

言葉でこねくりまわすことは嫌いじゃなかった。 作品に言葉をそえることによってその世界観がさらに広がることもあるだろうと思う。 だから展覧会に寄せる文章を書くことや、自作について語ることは嫌いじゃなかった。 そんなわけで今回も嬉々として机に向かったわけだけど、なんなんだ、この感覚は! 何を書いても違う、遅い、遠い。 もちろんそんなことは当たり前のことで、それを解った上での相乗効果をイメージして 言葉を放り投げてしまうことができたんだけど、 それがなぜか今回はできないのでこんな文章になってしまってるわけ。

書いては消して、書いては消して、悩んで、悩んで、少しだけ見えてきたことがある。 僕は今回、「僕の神さま」を描こうと思っている。 前回は大気を描いたし、その前は奇妙な景色だった。 富士山や大仏といったモチーフと、和紙の継ぎはぎといった形式も含めて 僕が描こうとしてきたものは、ものの多面性というものではなかっただろうかと。 そんな中でようやく辿り着いた神さまというモチーフほど多面性を持ったものはない。 そりゃ僕の言葉なんかじゃ追いつくはずがない、なんてむりやりこの感覚について 納得しようとしている僕がいる。

まぁいいじゃない、いつも描いては消して、描いては消して、 悩んで、悩んで、何かみつけてきたんだから。

 

2008年3月20 日 三瀬夏之介