レベンコ レナ Revenko Lena プロフィール
 
 

芸術家とデザイナー

プロフィール

レナは1976年10月14日に(当時ソ連の一部)ミンスク、ベラルーシに生まれ14歳の時に家族と共にイスラエルに
送還された。彼女は「アロン」(Alon)と言う美術学校で勉強を終えてグラフィックデザイナーとイラストレーターとし
てイスラエルの軍隊に役目を果たした。2000年にエルサレムにある「ベザレル」(Bezalel)と言うアートアンドデザ
インアカデミーを卒業。現在は、2005年以来のイスラエルの最も大きいなスタジオ、「ブランヂング」(Branding)で
先任のデザイナーとしてのポジションでグラフィックデザイナーとイラストレーターとして働いている。

レナは自身のイラストが掲載されている4冊の子供向けの本も発行した。2002年には1年間の休暇を取ってインド
と南東アジアを旅行した時に細密画を研究した。それ以来、彼女は個人的なミニチュアのスタイル(異文化と時代
の混入した物)に取り組んでいる。

特別な賞/ 賞と奨学金

1997年 ―優秀者賞 , べザレル、エルサレムのアートアンドデザインのアカデミー
1999年 ―優秀者賞 , べザレル、エルサレムのアートアンドデザインのアカデミー
1999年 ―ベストイラスト賞、べザレル、エルサレムのアートアンドデザインのアカデミー
1999年 ―特別な奨学金賞, アメリカ-イスラエル財団
2000年 ―特別な奨学金賞, アメリカ- イスラエル財団

展覧会

1999 - 芸術とデザイン展示会, アメリカ-イスラエル財団 , ラマットガン(Ramat Gan )美術博物館
2000 - 芸術とデザイン展示会, アメリカ-イスラエル財団 , ラマットガン(Ramat Gan )美術博物館

 

Revenko Lena
lena.revenko@gmail.com

 
 concept
  『植物標本集としての人間』

現在制作中ですが、作品数は16から20-25点になると思います。
全ては同じ技法で塗られた作品です(古紙の上に水彩絵の具とアクリルです)。

 

出展予定作品

1) あなた (ユダヤの安息日の夜の祈りの古Siddur(ユダヤ教の祈祷書)の紙に少女と猫の肖像。)
2) マリアッタと彼女の娘 (赤色に、二人のアフリカ系アメリカ人の女性の肖像;アカリスを連れている母親と娘。)
3) フレンチレッタ (カフェでタバコを吸っている女性。彼女の椅子の下に猫がいる。 )
4) 朝の祈り (本を持っている女性と犬がアジア系の木の下で休息している。古いSiddurの紙、朝の祈り。)
5) 夢に狩りを見る (中世のハンターは彼の角笛を吹いている。そして、彼の青い犬は彼の前を走り回っている。 )

7) 羊毛を刈り取る時期  (赤毛の女性は羊毛を小さな花の形に切っている。 )
8) 私と彼  (人間の顔をした青いライオンと共に黒いドレスの女性の肖像。 )
9) 夏休み  (明るい目と赤毛の若い少女が太陽の下で休息をしている。 )
10) ロシアのサウナ  (赤毛できめ細かい肌の裸の女性が2匹の犬と一緒に立っている。)
11) 今日の買い物  (ハンドバッグに子犬を入れている赤ら顔の女性が子犬の母親と一緒に立っている。 )
12) 冬にあなたの事を思い出している  (女性は彼女の猫のために襟巻きを編んでいる。 )
13) 私の恋人のキー  (アジアスタイルジャケットを着ている男性は彼の犬の鼻の上でかぎを握っている。 )
14) カルラの友達 (数匹の小さい黒犬に囲まれている女性;一匹は彼女の古いソファに、一匹は彼女の襟に、もう一匹は彼女の古い雑誌に座っている。)
15) 私個人の庭 (緑色の花を持っている女性が彼女の緑色の犬を撫でている。 )
16) 姉妹 (一杯の紅茶を飲んでいる女性が彼女の姉妹の肖像の隣に座っている。)

   
 
 statement
   ベラルーシのミンスクとイスラエルのHerzellyjaで幼少期を過ごした私は、ソ連時代の恐ろしい日々の中で絵を描く事に目覚め、ユダヤ主義の夢と神聖な古代宗教に満ち溢れた国へ移ってからも描き続けることをやめませんでした。そのはつらつとした新たな国へ移住した時に、私は古いロシアの本と水彩絵の具、そして私が昔見た、雪の中で寂しげにたたずむ犬や猫たちの夢の記憶を持っていきました。
  3年前、私は子供の本のデザイナー、イラストレーターとしての仕事を一旦離れ、1年間インドや東南アジアを旅しました。その旅では、自分の精神力の深さ、そしてインドの細密画の芸術美に改めて驚かされたのです。それが私が、古本の頁上、そこに印刷されている言葉の一つ一つが放つ力、それらを読んでいた人々の指先から溢れた力、そしてそれら一文字一文字を追う人々の視線から頁の中に注がれた力・・・その上に絵を描きたいと思った瞬間でした。私はグワッシュ水彩の絵の具一箱と金粉を購入して実際に描き始めるようになるまで、ギャラリーで、本屋で、博物館で何時間も何時間も過ごしました。しかし私の筆先によって描き出されるイメージは全くインドとは結びつかないものでした。それは、永遠に消えることのないユダヤ教徒の嘆きをその悲しげな表情に秘めた東ヨーロッパ人婦人の、そして私が幼少期に夢で見た犬や猫たちの絵だったのです。
  私の作品はその登場物の性格までをも表現します。寂しげだったり、自立していたり、物思いに沈んでいたりする人物(主に女性)や動物・・・。古めいた本の頁に描き出された2次元のその姿は、複雑な物語の一部を、まるで彼らを束縛している頁から抜け出したかのように描き出されています。この姿があるため、物語に出てくる言葉一字一句を理解する必要はなくなります。その彼らの姿を通じて「感じる」ことができるのですから。
  後に、他の生地や絵の具も試してみましたが、私は未だに古本の頁上に描くことが一番好きです。私の作品では、水彩絵の具にグワッシュ絵の具とアクリル絵の具を混ぜたものや、金粉と銀粉を使用しています。
  この他に、私はデザイナーとして、たくさんの商品の製作も手掛け、子供用の本のイラストを描いたり、芸術系のプロジェクトに参加したりもしています。
  私の作品に多大な影響を与えてきたものは、インドの細密画、古代からの書物、日本の伝統絵画、ヤン・ソーデック(Jan Saudek)、ユダヤ教信仰、ロシアのラボック(Lubbock)、中国の陶磁器、フンデルトワッサー(Hundertwasser)、バザールやマーケット、民話、詩、漫画、そして古本の数々です。